ポリエステルはどんな素材?特徴は?生地の長所と短所

2023/04/24

素材のお話

衣服などの品質表示を見るとよくみかけるポリエステル。
知っている人も多いですよね?

帽子にもよく使われているのですが、ポリエステルが何でできているのか、どんな特徴があるのかと聞かれると、意外と知らない人が多いのではないでしょうか。

私もまったくわかりません・・・ということで、ポリエステルについて、いろいろと調べてみました。

【ポリエステルって何でできているの?】

ポリエステルとは、石油などを原料として作られたプラスチック素材の総称です。
そのプラスチック素材で作られたポリエステル糸や繊維を使用して作られた布や織物のことを、そのままポリエステルと呼んでいます。

余談(?)ですが、ポリエステルと呼ばれるものは織物に限らず、いろいろあり、それぞれ原料が異なるのですが、最も一般的なのは、エチレングリコールとテレフタル酸を混合して造られたもので、代表としてポリエチレンテレフタレート(PET)が挙げられます。おなじみのペットボトルです。

ちょっと難しい単語が出てきましたね・・・

ペットボトルと織物が同じ素材から作られているとは不思議な感じもしますが、簡単に言えば、プラスチックの一種を糸や繊維に加工し、その糸や繊維を使用した布や織物などを、総称のままポリエステル生地として呼んでいるということですね。

ポリエステルの特徴

レディースキャスケット グラデーションブルーのキャスケット(左)
レディースハット 水玉ドレープのセーラー ホワイト×ブラック(右)

【長所(メリット)】

・ポリエステル生地の特徴は、軽く少しかたい肌触りで、光沢があります。
外気に触れていても劣化しにくいので、長時間、外にいることの多いアウトドアに使用する用品に適した素材です。例えば、テントなどがそうですね。
帽子にもよく使われています。

・耐久性に優れていて、強度が必要なバックなどにも最適な素材です。

・水に強く、吸水性・吸湿性が低く、洗濯してもすぐに乾きます。

・型崩れしづらくシワにもなりにくいので、アイロンがけをしなくてもそのまま着用できる安心感もあります。

キャンプをする方や私の用にアイロンがけが苦手な方などには、もってこいの素材ということですね。

【短所(デメリット)】

いいこと尽くしのように感じられるポリエステルですが、短所もあります。

・1番にあげられるのは、通気性・吸水性の低さです。

インナーなどの汗を吸収して欲しい素材には不向きで、通気性の悪さから、汗をかきやすく湿度で蒸れを感じやすくなります。(想像はできますよね。)

・衣服を着る際に、髪が静電気でぐしゃぐしゃになってしまうなんて経験をしたことがある方も多いかと思いますが、この静電気を発生しやすいのもポリエステルの短所です。

(これは経験済みです。)

・長所のところで、アイロンがけをしなくてもいいというお話をしましたが、いざ、シワになってしまったときにアイロンがけをすると、テカリが生じたり、変形したりしてしまうこともあるので、要注意です。(これも経験済みです・・・)

【近代のポリエステル】

ポリエステルを詳しく調べてみると、1941年にイギリスの化学者によって発明され、1970年代に人気が出たそうなのですが、当初は、通気性・吸水性の悪さから不快な生地として有名になったそうです。

しかし、最近では、改良に改良を重ねた結果、水分を発散するポリエステルが開発されていて、私もいくつか持っているのですが、「これ、本当にポリエステル?」と思うような商品もあったりします。

また、「ポリエステル○〇%、綿○〇%」「ポリエステル、ナイロン」などのように書かれている品質表示を見たことがある人も多いかと思いますが、天然素材とポリエステルを混紡することで、静電気を緩和し、通気性・吸水性の悪さを緩和した生地も販売されているので、ポリエステルだから不快ともかぎらなくなってきました。

こうした天然素材とポリエステルを混紡した生地になると、それぞれ両方の素材の特性を考慮しなくてはいけないので、品質表示をしっかり見て、お手入れしてくださいね。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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