天然素材の話~パナマ編

2014/05/26

素材のお話
こんにちはどら猫帽子店岸田です。
さぁさぁこのお時間がお馴染みのブログのお時間です。
今回は素材の話「パナマ編」とう事でやっていこうと思います☆

まずパナマ帽とはエクアドル、コロンビアなどの中米産の椰子に似たパナマ草やトキヤ草の若草を細く裂いて日にさらし、手作業で編み上げた夏用帽子の総称です。

日光や風雨に対して丈夫で柔軟性に優れ、防熱性、耐久性に優れています。
実際に被ると涼しく、軽く、快適で夏に最適なハットです。1906年にはルーズベルト大統領がパナマ運河を視察中に好んで被り、
その時の写真が広く世界中に渡り、依頼「パナマハット」と呼ばれるようになったという説もあります。

偉い方がかぶって特定の場所へ行くとその方の名前がついたりするんですね☆

日本で言うと昭和初期の男性が夏、かぶっていた粋な帽子のことです。

パナマ帽を被るときは麻の背広でした。
あの頃のイキなカッコいい男たち、最近見ないですね(^_^;)


ちなみにオリジナルのパナマはエクアドル製です。エクアドル?? パナマでないのと言う方がいらっしゃいますが紀源は
パナマでなくエクアドルなのです。パナマ帽子由来ですが 現地の方々に伺うと 正直それとなく呼ばれるようになったらしいです
実際先程書いた1834年にルーズベルト大統領がパナマ運河を訪れたときから始まっているらしい が最も有力な期限だそうです 
詳しくはどの辺の時代から着用されていたかはわからないようですが・・・ 現地を訪れた際も本当に多くの
方が一般の生活で着用されていました。

パナマハットにはこれといった形は存在しないみたいですね。ボルサリーノタイプハットをパナマ帽子だという
のも結構ですし カンカン帽子(ボーター)タイプをパナマハットだと呼んで頂いてもOKなようですが。それらをこれこそ
パナマハットと断定する事は出来ないのが現状です。

歴史はさておきスペイン系の民族が生み出した陽気で自由なハットがパナマ帽子なのです。 

形など決まりがあると思ってました・・・
また素材シリーズ書こうと思いますこれでまた少し賢くなりました☆
ここまでのお付き合いありがとうございました。
また会いましょう☆
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