帽子の保管法 実践編3

こんにちは、どら猫帽子店の村上です!
本日も私がブログをお届けします。

さて、今回はいよいよ帽子の保管法 実践編のラストと相成ります。

実践編2へ  最初から読む

あの後、しばらく考えてみましたが、結局名案は浮かばず。
もうだめなのかと思われたその時。

これはどう?
と。

THE・画用紙

岡田さんが画用紙を持ってきてくれました。
そう、画用紙です。76.5×108.5cmで、108円というこのプライス!
百均で買ったそうです。
流石岡田さん。目の付け所がシャープです。

さて、テープにホチキスに定規にシャープペンシル、カッター、カッター板を用意。
はさみとかでもうまくカットできれば問題ないかと思います。

なんだかもう、画用紙っていうか模造紙ですね。

定規で線を引きまして、カットしましょう。
今回は幅15cmでいってみることにします。
ちなみに、右端で測って線を引いていくとまず間違いなく左端でずれてるので、
15cmの所に何個か点を打って、その点を結んでいくと比較的正確かと思います。

とりあえずこんな感じで。
でも一枚だと強度が不安なので、三本の矢の故事にちなんで、三枚重ねましょう。
一枚の紙は簡単に破れますが、三枚重ねれば……、まぁ、やっぱり破れるでしょうけれど、帽子の重みには耐えてくれるでしょう。

丸まってしまう紙を抑えるのが一番大変だったりします。
いい重りがなくて、スマホを使い始めたりやりたい放題です。

カット終わりました。
これを重ねます。

……トイレットペーパーみたいですね。
次です、次。

巻いて、針が外側に向くように、ホチキスでカチっと留めます。

つなぎ目が広がって、変な力がかかるといけませんので、テープでつなぎ目を固定。基本に則り、ホチキスの針も、引っかからないようにテープでカバーします。

表面のつなぎ目もテープでカバー。

やりました。
正直に言いまして、想像以上の仕上がりです。かなりしっかりしてますね。

ちなみに、

切込みを入れるのは、素材によって、円形に跡がつく可能性があるためです。
革素材のものに跡が付きやすく、力が分散するようになっています。
角が引っかかりそうなので、切れ込みの角もカットしておいた方が良かったですね。

ちなみに。

画用紙なので絵とか描けます。

と、いう訳で、色々試してみましたが、画用紙が一番やりやすいかな、と思います。
皆さん、ご家庭で帽子を長期保存するときは、画用紙を買いましょう!

ここまでお付き合い頂きました方、ありがとうございました。

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