第2代アトリエ

2016/06/03

日記

アトリエの玄関

どら猫の小さなアトリエを紹介します。
市内のココは東光、閑静な住宅街に突如浮かび上がる黄色い物体…ではなくて建物。
うちのアトリエです。幼稚園じゃないよ。
ちなみにお向かいの家は、それまでグレーだった壁がピンクになりました。(きっとうちに対抗したんだなー)
なぜか昔の足踏み糸のこが置いてあるへんな玄関は社長だけが気に入っている。

とにかく玄関を開けてちょっと中をのぞいてみましょう、
…この、家の中を列車が走っているような音、これは一体…

刺繍ミシン
台所を改造した刺繍室で、ちょうど刺繍ミシンが動いていました。
タジマ君くんはアトリエにあるミシンの中では2番目に働きものです。
最近糸切れがひどくなるなど、どうも調子が悪いなあと思ったら、しばらく栄養を与えていなかったことが判明、栄養補給後は以前にも増してとても機嫌良く働いてくれています。
ごめんね、今度から「たんぱら」おこした社長にかなづちで殴られる前に、ちゃんと栄養あげるからね…

キャップの前立刺繍
↑千歳の部隊です。
見せちゃいました。
ごめんなさい。

次はアトリエの「手」の紹介です。

アームミシン
厚地縫いにパワーを発揮「アームミシン」。

毛皮ミシン
コチラは毛皮の上下をずらしながら縫う「毛皮ミシン」。

二本針ミシン
↑むむ?これは誰の手だ?
「この帽子は右と左違う色にして縫うように言っただろー!せっかくこだわって…うんぬんうんぬんうんぬん」
ああ、またはじまった。
コレは「二本針ミシン」。
ほとんどの場合、左右同じ色の糸を使って縫いますが(CAPの縫製など)、わざわざ色を替えることもあるんです。

以上で「手」の紹介おわり。
このほかにもちろん普通のミシンもありますよ。

↓これは何でしょう。
キャップの型入れ
CAPの仕上げ用の焼き型です。
足元のペダルを踏むと、真ん中がカパッと前後に開き、ようするにアイロンをかけた状態に仕上げます。
型入れは陽のあたる南向きのテラスで大雪山を眺めながら…
曇りの日でも、山の方角が晴れていると、すごくきれいなんです。山頂が真っ白で。

きれいだなー…
んー?なんだろうこのにおいは。
もしかして…
「桜井さーん、つば焦がしちゃったんで取り替えてもらえませんか!すみませんっ!!」
決して日常茶飯事ではありません、念のため。

カウボーイハットのプレス機。これもテラスにあります。
カウボーイハットの型入れ

「帽体」に蒸気を当てています。夏場はサウナ状態。
ボイラー室

いろいろなサイズ・型があります。
いろいろな金型

さて、お昼の12:00です。
アトリエは「軽食喫茶どら猫」となり、それまで型入れに使っていたガス台ではお湯を沸かしはじめました。

台所からの煮込みうどんや野菜炒めのにおいが食欲をそそります。
じゅる。ちなみに野菜炒めの材料は、アトリエの庭につくった畑で採れるもぎたてのピーマンやナスです。きゅうりは浅漬けにしてっと…

それでは、このままのどかなまま終わりましょう。
その実体は明かさずに…

「なんだこれーっ!」
「だれだこれーっ!」
今日もやまびこが聞こえてきた。


実は現在のアトリエは3代目なのですが、
猫の指令により先代のアトリエ紹介を本日復活させました。

思い出は庭の大きな桜の木、猫が毎年耕す畑、眺めの良い景色…あれ?、あまり帽子とは関係ないような笑
まあとにかく狭かったんです。
なのでいまの環境には本当に感謝しかありません(←忘れがち汗)。
しっかりと、いい帽子をお届けしなければ!

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