ウエスタンハットとテンガロンハット
2014/11/17
帽子のお話こんにちは、どら猫帽子店の村上です。
本日は、ウエスタンハットの話。
最近ウエスタンハットが売れています。最近、といっても10月くらいからちょうどシーズン的にという事なのですが。
そんな折、お電話で注文頂いた際、
「ウエスタンハットって書いてあるけど、テンガロンハットと何が違うの?」
と聞かれたことがあります。
と、いうことでここらで改めてウエスタンハットについて。
ウエスタンハットとテンガロンハット。
実は社内全体でテンガロンハットとは呼んでおりません。
うちではカウボーイハットやウエスタンハットが一般的な呼称です。
と、いうのもテンガロンハットはカウボーイハットの中の一種類、
特にクラウンの高いタイプを指しているからです。
ちなみに十ガロンの水は流石に入りません。
語源も単位じゃなくて「編む」とかそういった意味のガロンが有力みたいです。
と、そういう訳でテンガロンハットは区別されています。
余談ですが、カウボーイハットはカウボーイがかぶっているもの。
ウエスタンハットは、もっと広義に西部開拓時代にかぶられていた帽子全般を指すのだとか。
本物のテンガロンハットは中々お目に掛かれないですね。
しかしながら、そんな中でも、例えばYahooショッピングのカテゴリにはテンガロン・ウエスタンハットと書かれています。
これはやはり、テンガロンハットの知名度の高さによるものでしょう。。
カウボーイ=テンガロンハット。西部劇の影響で、このイメージはかなり強く根付いているのではないでしょうか。
かくいう私もどら猫に来るまではウエスタンハットもテンガロンハットもカウボーイハットも呼び方が違うだけと思っておりました。
そういったこともあり、テンガロンハットの名前はいまだ尚、存在感を放っているのでしょう。
ちなみに、本来のカウボーイのスタイルに近いのが、ストロー製かウールを使った硬い帽子だそうです。
うちのアイテムで言えば下のものが一番近いでしょうか。
と、いうところで、本日はこれにて。
お付き合いありがとうございました。