乗り物と帽子

2014/10/08

帽子のお話

こんにちは、どら猫帽子店の村上です。

さて、今回のブログは乗り物と帽子という事でお話していきます。

確か前に、岸田さんが飛行機のパイロットの方の制帽についてお話していましたね。

パイロットの方が制帽をかぶるのはフライト前の機体の点検時にオイルなどが垂れて目に入るのを防ぐため、というお話でした。
ちなみに、パイロットの方は操縦席では帽子を取るそうですね。スイッチに引っかかったりするためだとか。

さて、それはさておき、乗り物に乗るとき帽子をかぶるのはパイロットの方だけではありません。
バスの運転手の方、タクシードライバーの方もそうですね。

彼らは何故帽子をかぶるのか。
一つの答えが、清潔感ですね。
髪がちょっと乱れたとしても、帽子をかぶっていればOKです。さすがに長髪を一切纏めない場合は厳しいですが、短髪の方ならさっとかぶるだけで大丈夫。
清潔感があると、好感が持てますからね。これで接客態度が良かろうものなら、またあそこのタクシーを頼んでみようと思うものです。

もう一つが、日差しの問題です。
車を運転すると困るのがやはり夕日です。眩しくて目を開けているのも辛いですよね。
そういったものを遮ることができるのが帽子です。
普段夕日がまぶしいときはサングラス、という方もいると思いますが、タクシードライバーの方がそれをやってしまうと
接客としてはちょっと問題ですよね。
先程の清潔感とかぶる部分もあるのですが、接客業でもありますので、見た目と遮光を両立しないといけないのです。
それに都合のいいのが帽子、という事ですね。

ただし、サングラスはちょっといかついし似合わないから嫌だけど、
帽子という手があったか、と思った方や、いつも日焼け防止にかぶっている方、ちょっとストップです。
実はドライバーの方の制帽は運転の邪魔にならないような形状をしています。
主につばの長さですね。死角が増えるようなものだとちょっと問題です。
特につば広のハットなどは背後のバイクを見逃してしまうかもしれません。
また、寒いため耳まであるニット帽なども音が聞こえなくなる恐れがありますので、
車と帽子については充分ご注意を。

それでは、本日はこれにて。

お付き合いありがとうございました。

このページをシェア