帽子の部位に名前があった!キャップ・ハットそれぞれの名称

2023/06/19

帽子のお話

帽子とひとくくちに呼んでいますが、各部位によってそれぞれ名前があるのをご存じですか?

例えば「つば」。

つばは、ほとんどの人が知っているのではないかと思いますが、ひさしのことでキャップやハンチングの前側にある平らな部分、あるいは、ハットのぐるりと帽子の縁についているあれです。

つばは、キャップやハンチングのような前方にあるものはバイザーやブリム、ハットのように全周についているものはブリムとも呼ばれています。

では、つば以外の部位の名称って、素人の私たちにとって、なかなか口にする機会ってないですよね。

でも、こんな帽子と説明するような機会があると、どう説明していいかわからない、なんていうこともあり、名前がわかればと感じたことがあります。

そこで、部位の名称をまとめてみることにしました。

・・・とはいっても、説明よりも画像に名前を入れた方がわかりやすいですね。

【キャップ】

【ワークキャップ】

キャップとワークキャップではだいたいは同じなのですが、帽子本体にあたるクラウンが、キャップの場合はわかれていない場合が多く、ワークキャップの場合、トップとサイドに分かれている場合が多いです。

ハンチングは形が全然違うものですが、キャップとワークキャップに当てはめていただければと思います。

【ハット】

ハットの場合、帽子によってブリムの形が違う場合があります。

今回紹介したのは、前が下がっていて後ろが上がっている「スナップブリム(ハイバック)」ですが、ブリムがすべて上がっているものは「オールアップ」、ブリムがすべて下がっているものは「オールダウン」といいます。

また、つまみ(ピンチ)が前側にあるものは、「フロントピンチ」と呼ばれています。

基本になる名前は、キャップもハットもそれほど変わりませんが、ちょっとしたパーツにも名前があるので、その分がキャップとハットの違いになるといったところでしょうか。

普段は、それほど使うことはないかもしれませんが、雑学程度に覚えておくと、役立つ時があるかもしれないので、ぜひ覚えてくださいね。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

このページをシェア